試験は筆記、実技、狩猟鳥獣判別などでした。事前講習を受けて勉強すれば、仕事をしていても難なく受かるかと。ハンター養成に必死であるから、受からせてくれるような感じもする。
さあ、猟友会に入って、狩猟に関わることを学ぼう。
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最近狩猟について思うところがある。
もともとは、生き物の命に感謝して、自分で食べる分はせめて自分で狩りたい。
しかし、よくよく考えると、スーパーのトレイにパックされている豚や鶏たちは、人間が食べるようにつくられた生き物。
狩猟しようとしているのは、野性で精一杯生きようとしている鹿や猪たち。それらを殺そうとしている自分がいる。
「これこそ、エゴなんじゃないのだろうか。」
そして猟友会にて猟を行うとすれば、知恵も技術もある大勢の人間たちが獣一頭にかかる。
「自然界の一生物として、平等な狩りをしたい。」
動物対人間の一対一の知恵比べのために、止め刺しをするにも、銃は使いたく無い。ナイフでやるんだ。
しかし、ハンター養成の第1の目的である駆除のためと思えば、決して平等ではない狩であろうが、致し方無いこと。そう割り切ってやるしかないのか。
猟とは何か。未だ手探り状態。そのうち見えてくるに違いない。新たな価値観に会えるのがとても楽しみだ。
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