北穂高岳から槍ヶ岳へ3,000m級の縦走ルートをご案内してきました。
初日は上高地から涸沢へ。
雨を覚悟していましたが、そんな気配は無く太陽の日差しを浴びて涸沢ヒュッテへ。





涸沢ヒュッテでは新メニューの「涸アゲ」をいただきました。台風が謎の動きをしていましたが、明日以後の槍穂高周辺の天候は安定している模様。不安が解消されるとビールが進みますな〜。
2日目は北穂高岳から大キレットを経て南岳小屋へ。今回の核心部ともいえる岩尾根を歩きます。長い一日になります。
まずは涸沢から北穂高岳へ。モルゲンロートを眺めながら登ります。




大人気の北穂小屋のテラスで休んでから大キレットへ。ボロボロの急下降から始まります。北穂高岳から向かうと「飛騨泣き」では足場が見えにくいので注意。「長谷川ピーク」は山頂が狭いので落っこちませんように!






長谷川ピークを越え「最低コル」まで下り、南岳方面へ登り返します。疲れが溜まってくると、眼の前の南岳が遠く感じることでしょう。実際にはたいした距離ではありませんが…。



すれ違いも多く、南岳小屋まで10時間半掛かりました。ようやくたどり着いた南岳小屋からの眺めは絶景でした。難路に慣れていないゲスト様にとっては「新しい景色」の連続だったかと思います。




3日目は3,000mを越えるにもかかわらず地名度が低い南岳、中岳、大喰岳を越えて槍ヶ岳へ。



当然ながら歩けば歩くほど槍の穂先が巨大化してきます。ゲストは何度も槍ヶ岳に登頂されていますが、天気が良いので穂先に立つことに。





ダブルストックで果敢に穂先のハシゴに挑む年配男性アルピニストを目撃しました。手首にぶら下げたトレッキングポールがハシゴに引っ掛かり、ハシゴと格闘するムーブがカッコ良すぎて、一同見て見ぬフリをするのが精一杯でした。聞く耳持たぬ闘争心を心からリスペクトします!
槍沢を下って槍沢ロッヂへ。翌日は天気が下り坂なので、槍沢ロッヂ泊にしたのは正解でした。お風呂もあり極楽です。


4日目は小雨降る中、上高地へと戻り解散。徳澤でソフトクリームをいただいたら身体が冷えました(笑)


最終日は雨具が登場しましたが、運に恵まれ悪天候を回避できました。最高の夏休みを楽しんでいただけたかと思います。
連日、遭難(と呼んでいいのか!?)があり救助隊が動き回っていました。このところニュースで見聞きする一回の山行で複数回救助される登山者を見ることができました。実在するんです!
引き続き気を引き締めてガイド業務を遂行してまいります。
AKR