
雪山登山
黒百合ヒュッテ泊で天狗岳をご案内してきました。
アプローチの樹林帯は木の幹まで雪が付いて冷凍庫の中のような様相でした。



黒百合ヒュッテで遅めのランチ。ビーフシチューが大人気です。
ランチの後、時間に余裕があったので中山展望台まで往復しました。中山峠から高見石方面へ進みます。相変わらずの冷凍庫!





いつも通りの強風。曇天ですが明日登る予定の天狗岳を見ることができました。
2日目。
出発時の気温はマイナス16度。先行者は1名。樹林帯を抜けると八ヶ岳特有の強風。普段どおりですが、なにしろ気温が低いのでジャケットもバックパックもバリバリに凍てついてしまいます。



今回は東天狗岳までとして同ルートを戻りました。荒れた天気の日はルートを見失いやすい「摺鉢池」コースは使わない方が無難です。


すれ違い時、登ってきた登山者が雪庇側に避けようとしてギョッとしました。疲労している人はトレースを譲ってくださる傾向がありますが、雪庇側に避けると雪面を踏み抜いて転落するかもしれません。
午後早く渋の湯登山口に下山。雪に覆われた樹林帯の登山道は歩きやすく夏よりもスピーディーに歩けました。
今回は寒波の影響で本格的な雪山登山ができました。ひたすら楽しい快晴無風の雪山ハイキングよりは、今回のような厳しい条件下での雪山登山の方が圧倒的に高い経験値を得られると思います。
AKR