2019年5月3日 福島第1原発

支援活動

東日本大震災から8年。福島の今を一体どのくらいの日本人が知っているのでしょう。

震災後は宮城県の津波の被災地へボランティアに何度か行きました。福島には実は一度も訪れておらず、自分の目でその被災状況を見たいと想いながら、長い年月が経ってしまっていました。

そしてやはり、来てよかった。この現実は日本人の多くの方は知らないんだと。

帰還困難区域は四輪車のみ通行可能で、バイクは不可。主要道路のみ通行出来、他の小道は警官が立ち塞がり、道路脇の家の門には、立ち入らないように柵で塞がれています。

帰還困難区域から解除された地域では、田植えが行われていましたが、わずかの距離で除染物が山積みされていました。帰還困難区域では、時間が止まっており、コンビニや店舗の売り物はそのまま残っている状態でした。

中間貯蔵と言われ置かれる除染物

風評被害対策のためなのでしょうか、知られない現実。福島県内では、連日テレビで、除染状況などが流れているようです。

自分の国のこととして、苦しんでいる人がいる現実、今も続いているこの問題を知り、理解を深めサポートし合う体制が必要だと思います。

故郷に帰れず、仕方なく、住み慣れない地域で家を建てても、その周囲の方から、金をもらえていい身分だと、言われる現実もあるそうです。

甲状腺癌でも多くの方が亡くなられているようですが、原発との関係性を周囲に発せられず、亡くなられる方もいるようです。

全国から高収入を得るために、様々な労働者がシェアハウスに滞在し、治安が悪い地域もあるようです。

何ができるのか、何かサポートできることがないのか、模索したいと思います。

by comic

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