白馬岳を御案内してきましま。
栂池高原から白馬岳を目指し、大雪渓を下り猿倉へ。1泊2日でも登れますが、ゆとりを持って2泊で踏破しました。
天候は目まぐるしく変化すると予想されます。雨風もあれば晴れ間もあると思われるので催行決定。
白馬乗鞍岳⇩
初日の宿・白馬大池山荘が見えてきました。何度訪れても神秘的です。
池畔はレギュラー陣の高山植物が群生しています。かつては「男子たるものが花を見て喜ぶとはなにごとか!」と思っていましたが、今となっては山男ならぬ花男。気分がアゲアゲです。
お馴染みのハクサンイチゲ⇩
ハクサンコザクラの群落⇩
白馬大池山荘⇩
夕食のカレー、美味しかったです。
2日目は白馬岳に登頂します。3日行程だとのんびり歩けるのが花男にはありがたい(笑)
小屋を出て15分も歩けばコマクサの群落に出会えます。
小蓮華山付近ではライチョウさんに遭遇。雷鳥日和ですから!
白馬岳に近付くにつれ百花繚乱状態に。今回の旅で一際目立った存在はウルップソウでしょう。ベストシーズンだったと思います。
山頂にも咲いていました。
この日に出会った花たち(抜粋)⇩
昼に白馬山荘に到着しました。
レストラン「スカイプラザ」にてランチタイム。「山賊バーガー」をいただきました。
ボリュームがあるのでお腹いっぱいです。ご馳走様でした。
夕方になると雨が激しくなりました。大雪渓を登ってきた登山者がズブ濡れになっていました。
3日目の朝。
日本海側は糸魚川の海岸線も見えるほど天候が回復しました。深夜は雷雨だったのですよ。剱・立山連峰が薄オレンジ色に輝いていました。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳⇩
大雪渓から猿倉へ下ります。
コオニユリとクルマユリは葉っぱで区別できるそうです。調べて見て下さい。このあたりのはコオニユリでした。
雨の後の大雪渓は落石が沢山。ガラガラと物騒な音を立てて転がっていきます。雪渓上を歩けるのは、比較的落石が少なくなってからになります。
白馬尻付近から大雪渓を見上げる⇩
日々、雪渓の状態は変わるのでいつも同じルートを歩くわけではありません。考えて行動しましょう。
昼前に猿倉に到着しました。
今回は白馬村の業者さんの車回送サービスを利用しました。出発地までタクシーで戻る必要がないので時間短縮になりますし、何よりも楽です。料金はタクシー代と同程度かと思います。唐松岳〜五竜岳などの縦走ルートを歩く場合にも利用価値かわ大きいですね。探して見て下さい。
栂池高原〜白馬岳に関しては危険箇所がほとんどありませんので梅雨のど真ん中でも歩きやすいコースです。カミナリにはご注意下さい。
AKR