新穂高〜双六岳を2泊3日で往復しました。無理のないゆったりした行程なので色付き始めた秋の北アルプスの絶景を楽しみながら歩けました。
初日は曇り。2日目以降は天気に恵まれそうだし、新穂高から鏡平までの景色は復路で楽しめることでしょう。
登山道で何かがチョロッと動いた気がします。
小さな若手のオコジョが挨拶してくれました。小さくて動くのが早いので写真を撮るのが困難。
鏡平山荘手前の鏡池は「逆さ槍」の見られるスポットとして人気ですが槍穂高は雲に隠れて見ることはできませんでした。帰りに期待しましょう。
初日は鏡平山荘泊。以前来た時は建設中でしたが、今回は新しい客室棟に泊まれました。
洗面所も綺麗だし、トイレ等に設置されたゴミ箱はコロナ対策で手をかざすとフタが開くタイプ。
夕食も下界の定食屋並みに豪華です。
2日目は双六小屋へ。
「逆さ槍」はまだ見てませんが「逆さ鏡平山荘」は見えました。
弓折岳の分岐まで登ると、良い具合に槍ヶ岳が姿を現してくれました。
槍穂高周辺では数日前に地震があり不安な夜を過ごした登山者もいたことと思います。北鎌で立ち往生していた登山者もご無事で何よりでした。新穂高〜双六小屋の登山道は支障ありませんが地盤が緩んでいるかもしれないことに留意しましょう。
穂高連峰をバックに⇩
この先、なだらかな稜線からは目を奪われる景色が続きます。
紅葉も始まっています。
ナナカマド越しに横長の双六岳。
進行方向にはイケメンの鷲羽岳。
手前にあるのが双六小屋です。
テント場付近で振り返ると、一番奥にヤマンザイ副代表コミック氏がBSフジ「絶景百名山」でご案内した笠ヶ岳が見えました。
双六小屋到着後、手続きを済ませてから双六岳へ。ガスッてきて展望がないのが惜しいですね。
山頂。
長い午後の時間を小屋で過ごしましたが、退屈しのぎで樅沢岳方面に上がってみました。
ちなみに10分ほど登るとAUの電波が届きます。
双六小屋の夕食。相変わらず豪華!
3日目。
日の出の頃、ちょっとだけ紅く染まる鷲羽岳⇩
往路を新穂高へ戻ります。
日々、紅葉が進むのがこの目で実感できる喜び!
弓折岳分岐は展望最高ですね。
鏡池もバッチリ。
新穂高温泉には午後早くに到着。ゆったり行程ですが景色を見るのに忙しい3日間は無事に終了しました。
先の地震で小槍の山頂付近が崩壊したようです。個人的に未踏だったので「登れるうちに登っておけば良かった」と後悔の念に駆られました。
AKR