昨年、行けなかった早月尾根に行ってきました。今年は早月小屋が営業しているので山小屋泊での山行が可能になりました。
馬場島の登山口。
早月小屋まで標高差1500メートルの急登。初日が体力的な核心部です。
巨木を見ながら深呼吸。
常に頭上に霧がある状態でしたが、霧の中に入ることはなく早月小屋に到着。
2日目。
いざ出発。霧の中に剱岳!
標高2600メートルを過ぎると岩稜歩き。曇り時々霧雨。
登頂。「憧れ」が実現しました。
よく見る光景ですが神社にはバックパックやヘルメットを放置しない方が良いと思います。
下山中に会った仲良しライチョウ三羽組のお一人⇩
親切に道案内をしてくれました。
人間から逃げていただけかもしれません。
早月小屋に戻ると断続的に雨になりましたが、僅かな時間ですが富山湾の上に夕焼けが見えました。キラキラと輝いているのは富山な市街地です。
早月小屋は最強の夕陽スポットだと思います!
3日目は馬場島に下山。
背後の剱岳は雲の中でしたが大日岳や毛勝方面は雲海になっていました。
下りでは多くの地元トレールランナーとすれ違いました。登山者よりも日帰りのトレールランナーの方が圧倒的に多いのです。富山県人のスタンダードか!
早朝に登頂して午前中に登山口に戻ってしまうランナーに追い抜かれました。「富山の人は変人が多いんですよ。」と仰っていました。「松本からですか?あちらも山ばかりだから変人多いでしょ?」と同意を求められましたが…
午前中に馬場島に下山しました。
スタンダードなハイカーには疲れの貯まる3日目が一番の「試練」になったかもしれません。
ご参加の皆様、早月小屋様、ありがとうございました。
AKR