Time.
0300 起床 0420 宿を出発 0440 林道除雪終点 0520 登山口 0600 利尻の主 0730 ヒラメ 940 避難小屋 1130 利尻山北峰山頂 1200 下山開始 1230 避難小屋 1340 ヒラメ 1500利尻の主 1520 登山口 1550 林道除雪終点 (行動時間11時間半、登り7時間弱、下り4時間)
Gear
スノーシュー、わかん、ピッケル1、アイゼン、ウォーキングポール2
info.
登山口手前の温泉近くからは除雪されておらず、スノーモービルの後を歩いて、ラッセルなく登山口まで40分かかる。4月に除雪が入れば、歩行時間は短縮できる。
ミズナラの巨木までは、スノーモービルとスノーシュー跡がなければ、わかりにくい地形で迷いやすく、GPS必須。
山頂直下の崩壊が進んでいるという箇所は、アイスバーンの上にパウダースノウが乗ってる感じで、アイゼンを確実に効かせないと滑落してしまいそうな不安定な雪で、下りはクライムダウンでした。
ヘッデンをつけて歩き始めましたが、登山口に着く頃には足元が見えるように。ここでスノーシュー&わかん装着。
私はワカン、K さんはスノーシュー。浮力が違いすぎて、歩幅は1.3倍か、Dr.中松の発明品のような圧倒的な違いに驚き。こんなに違ったっけ?所詮わかんは、くつにワッカが着いただけ、浮力はわずか。
利尻の主です。ミズナラの巨木。包み込むような安心感があります。ここからヒラメ尾根に登り上げますが、昨日ラッセルしたお陰で楽勝。
夜明け。もうすこし早く出発しても歩ける道でした。
朝陽に照らされた風紋がとっても美しいのです。
振り返るとポン山。ここもハイキングコースがあります。ポン山の西側を歩いてきたので、方角の目安になります。
ヒラメの尾根は、ハイマツ帯が雪に覆われている状態で昨日はハマりまくり。今日はまだ早い時間でクラストしてるため、ズボズボとはまらずに進めました。
ヒラメの下
ヒラメ直下はやや傾斜が強いため安全のためにアイゼン装着し登りあげる。
ヒラメは昨日覆われていた真っ白な雪は吹き飛ばされ、ハイマツ地帯に変化していた。さらに歩きづらい。
顔がオレンジの野鳥
ヒラメからは広い平原を通り、トラバースしながら右に見える尾根に登りあげる。私はアイゼンにワカン装着、Kはスノーシューにチェンジ。
尾根に乗り上げて高度を稼ぐ。背後に礼文島が空に浮かぶよう。
利尻富士が見えます。
利尻富士へは、長官山へ登ってからのアプローチ。
8合目より手前コルの避難小屋。長官山を越えてからは、ホワイトアウトになったり、晴れたりの繰り返し。
背後に長官山と避難小屋
アイスモンスター!
見えるのはまだ9合目あたり。
大仏様のようなお腹をくぐり抜けていきます。
利尻富士北峰に登頂。
本峰はあちら。夏だと崩壊で北峰が山頂になっています。時間がなく難しそうなのでいきませんが、いつか行ってみたいです。
なんとか登ってしまいましたが、フェリー時間があるので気が気でなく、予定引き換え時間11時より30分オーバーしてしまったので、急ぎながら、安全におります。
山頂からもホワイトアウトで視界不良のため、大仏の間をくぐる場所を見逃してしまいそうでした。
30分で避難小屋。
あっと言う間に降りて来てしまいました。長官山からはホワイトで天気悪化。土曜だからかスキーヤーやボーダーがたくさんいました。登山者はほかに撤退したソロの方のみ。
利尻富士温泉に入り、無事フェリーに乗り、帰路に着きます。
by comicumiko
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