2019年6月6-7日 足尾 松木沢本谷〜皇海山〜鋸岳〜中倉山

登山・クライミング

Day1: 晴れ。銅(あかがね)親水公園〜松木沢本谷釣行〜右俣〜皇海山直下でタープ泊 行動約12h

Day2: 雷雨。皇海山〜鋸山〜庚申山〜中倉山〜銅親水公園 行動約7h

松木沢ジャンダルム

足尾の沢に魚が戻ってきた(放流し戻った?)ということで、松木沢のイワナに会いに来たのだ。

松木沢ジャンダルムを見ながら林道を進む。

ウメコバ沢を通過。アイスに来たい。

ここも破線の登山ルート。

こんにちわ。全てリリース。

アップダウンのない歩きやすい綺麗な渓谷です。

ちびっこリリース、またね。

目指すは、遠くに、皇海山!

今日は、翌日の雨予報を気にし、沢泊まりを断念。沢水を大量に担ぎ上げ、尾根に出ることにした。

途中、野生動物たちの憩いの場があった。手前の木の根元には熊の巣があった。

山火事に注意し火は身体を温める程度の少しだけ。

渡良瀬川水源 皇海山!ここまできつい急登だった。

鋸山からの危険ルートが見える。とにかく雨が振り続け寒い!

シャクナゲが満開ですが、雷も鳴り、楽しむ時間はありません。

土砂降りのこのルートはとにかく悪い!気が抜けない。それなのに、庚申山荘から2人組、自衛隊訓練2人組が登って来たのは驚き。雷がなっているというのに。

鋸山はまだスタート地点にすぎず。雨の中、鎖場や岩場や垂直のハシゴのルートを黙々と歩き続けます。

庚申山を超えて、オロ山。

沢入(そうり)山。地図上には書いていない山があり、そしてトレースバッチリ。

中居山への尾根は晴れていれば気持ち良い稜線。雷に怯えながら進みます。

中居山から下山ルートはツツジの満開。

が、ここから下部は明瞭な登山道ですが、ひどい泥まみれ、雨天時に行っては危険です。滑って転んでのルートでした。チェンスパイク使用でも滑り落ちました。

とりあえず無事に林道到着。ありがとうございました。

info.

  • 松木沢渓谷ルートは沢歩きルート、テープがついている訳でもなく沢に沿って歩くのみ、GPSがあれば問題なし。
  • 破線ルートから外れ本谷に入るが釣り人が結構入っている。
  • 本谷右俣の右俣の右俣の?左岸から適当な急登の尾根を詰め上がるが、人のトレースか鹿道か区別がつかないが、やはり上部にケルンがあったりとあらゆる尾根は歩きつくされているように感じた。
  • 庚申山〜中倉山〜林道は、よく歩かれており、ピンクテープが頻繁につけられていた。中倉山は登山口がある。
  • 中倉山からの登山道下降は、雨天ではチェーンスパイクでも滑り落ちるほど。雨天時は、急斜面のため危険であり全くおすすめしない。もしくはアイゼンを・・。
  • 足尾銅山の鉱毒の影響で山の裸地化は未だに。全国の学生たちが植林をしているようだ。鉱害を止めるために作ったダムの底に沈んだ村もあったと思うと複雑。2011東日本大震災の影響で基準値以上の鉛の検出もあったとか。ここの魚は放射能の影響があるため食べないようにと釣り人の話ですが、鉱毒と放射能のダブルパンチ。現地で鼻血が止まらなかったのはこの影響ではないと思うが。。。

by comic kumiko

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