2017.7.14-17 南アルプス深南部 寸又川源流
- By: Comic
- カテゴリー: 沢遡行・釣り river/fishing
(13前夜発)
メンバー:す、け、な、コミック
装備:ロープ15m✖️2、ピンソール
……..
源流師匠とともに、南ア深南部へ。
初日 : 林道終点〜山越えで源流部へ。
集合時は大雨で行けるのか心配だったが、初日はほぼ山越えなので、源流に着く頃に天気が回復することを祈る。
林道が閉まっており登山口まで3時間…、睡眠1時間で半分眠りながら歩く。
途中人の血を吸わない八輪陸(ヤツワクガ)蛭がミミズを餌に吸い付く。頭から丸呑みするとか。
登山口から急登を登り、膝から胸までの笹薮を漕ぎ4時間、昔は町が管理してただろう中ノ尾根山に到着。
ここから先は幕営地となる源流までの急登を下る。ルンゼのガレ場などをロープを使い下降。
ようやく源流にたどり着きそうでひと安心。
暗闇の中出発し、テント場に着いた頃にはすでに夕暮れ。脚が悲鳴をあげみんなクタクタ。イワナ釣りは明日にして、持ち寄った料理で宴会。
雨を心配していたが、満天の星空が迎えてくれた。
2日目
まずは朝飯。朝一で釣り上げたイワナで蒲焼き丼。絶品。
下流の支流R沢へ。この辺りは最近まで林道が続き車で来れたらしく、私の10年前の地図には林道や登山案内がしっかり載っている。
昔は爆釣と言われたR沢だったようだが、土砂が埋まっているのか、水が濁り、釣れる魚も小ぶりだった。
こちらは本流のアマゴ。アマゴってこの色彩が本当に美しいと思う。自然に生きるアートだ。
昼は岩魚の刺身と冷やし中華。
ここで1人の釣り人に会いびっくり。こんな山奥に人がいるとは。。しかし、びっくりしたのは、その釣り人の方だった。4年前からここに通っているが人に会ったのは初めてだと。
人に会ってびっくりなんて源流部ならではのこと。
我が毛針に食いついてくれたイワナさん。
上流へ釣り上がり、テントへ戻る。
この日も満天の星空。不思議な半月も顔を出した。夜中まで宴会。
岩魚天と平茸天をつまみに。
3日目
朝からアマゴの炊き込みご飯。
ご馳走様です!
荷物を背負い上流へ釣り上がる。
立派な滝を巻いていく。
昼飯に清流蕎麦。
今日のテント場へ。テント場には可愛い岩魚が20匹くらい群れて泳いでいる。岩魚の学校だ。
岩魚の気持ち良さそうな泳ぎを鑑賞しながら夕飯の準備。釣ってきた岩魚を解体し腹わたを川に投げるとそのハラワタに岩魚たちが反応しスゴイ勢いでいっせいに食いついてきた。
釣りキチ三平で、岩魚が集団で川に落ちたタヌキや子どもに食いつく様子があったが、それを思い出した。岩魚は可愛いが獰猛だ。
翌朝に岩魚の学校を除くと、腹がパンパンに膨れた岩魚がそこに泳いでいた。
風がやや強くなんとか幕営。雨が心配だったが、この日も星空を眺めることが出来た。
明日の弁当。イワナの唐揚げ弁当。
飲んだ後は岩魚寿司で〆。
4日目
朝はガーリックチャーハン。
山越えし入山した林道へ戻る。
朝はやや雨が降っていたが山越えにはちょうどいい。そのうち太陽が出て来て気持ちいい。
大無間方面。
中ノ尾根山にて弁当。入山ほどでは無かったが、帰りの山越えと林道歩きもかなり脚にきた。
途中でカエル。触ると透明のオシッコをピーッと引っ掛けたと思ったら、死んだフリをしてコロッとひっくり返り動かなくなってしまった。
のんびり、ヘロヘロになって下山。
07:15 幕営地、12:15 中ノ尾根山、17:30 林道終点
深い深い4日間だった。
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