2017.08.22〜08.24 兎岳 パトロール

南アルプス

メンバー: comic、イク、クマ

前夜泊

翌朝が早いので、登山口に近い下栗の里、民宿みやしたさんへ、素泊まりさせて頂く。みやした とは、苗字では無く、お宮さんの下にあることからの屋号だという。

下栗の里を含む遠山郷は、神様を迎える霜月祭があり、宮崎駿監督の千と千尋の神隠しのモデルになった。民宿みやしたさんには、宮崎監督の色紙がある。

民宿みやした

7月23日

朝4時北俣渡ゲート、車は20台近い。すでに歩き始める登山者やトレランナー。

朝5時聖光小屋から西沢渡へ出発。西沢渡への道は森林鉄道の名残が残ってる。

西沢渡の橋は流されているため、手動ロープウェーに乗り川を渡る。橋は後日修復済み。



1人ではとても重くて大変。川の量によっては、渡渉できるが流されてしまった人も多い。


かぶとと遊ぶ。


薊畑は真っ白、風が冷たい。


小聖岳。朝は風が強く、ここで引き返したという方も多い。我々は午後に来たので、風はすでに弱まっている。
小聖と聖岳の間に水場がある。

岩ひばりが水をチュッチュ飲んでいた。


小聖岳から登ってきた道。聖岳に向けて急登を登る。雨風が強ければかなり厳しい登り。


聖岳山頂。今回は奥聖岳には行かず。
兎岳へ向かう。聖岳を急下降ののち、登り上がる。

南アルプスは、のんびり縦走というより、巨大な山脈のため規模が大きくアップダウンが激しい。

赤石岳を東に、聖岳を南に臨みながら歩く。

7月24日

朝一の兎岳山頂でヘリ荷揚げについて通信。一瞬ガスが切れるが、すぐに辺りは真っ白に。


晴れることを祈って、作業をして待つ。


信州側が晴れ、下栗の里が見える。しかし、ヘリはなぜか大町にいて厚い雲で飛べないと。。なんと!

結局荷揚げを断念、泣く泣く3日間の作業を中止し下山。友人小屋なら荷揚げもこれほど大変じゃないだろうに、避難小屋での作業は大変。


兎岳から直通ルートを下る。


苔の山


苔地蔵様

帰りは、チチタケを採って下山。チチタケは、白い液が出てくる。これはうどんの出汁にいいとのこと、帰って、スープにしていただいた。

コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

登山・クライミング
2024/10/26-27 南アルプス光岳

長い林道歩きとひたすら急登。光岳冬季小屋を利用させていただき快適に山登りをすることができました。あり …

登山・クライミング
2024/7/5-6 花の百名山 南アルプス仙丈ヶ岳

お花を見に行ってきました。 南アルプスは鹿の食害でお花畑が消滅しつつあり、鹿柵で保護活動が行われてい …

百名山
2023/08/09-10 甲斐駒ヶ岳

2日間の日程で北沢峠から甲斐駒ヶ岳を往復しました。 2日目の行動時間を少しでも短くするため、初日は仙 …