メンバー: comic、イク、クマ
前夜泊
翌朝が早いので、登山口に近い下栗の里、民宿みやしたさんへ、素泊まりさせて頂く。みやした とは、苗字では無く、お宮さんの下にあることからの屋号だという。
下栗の里を含む遠山郷は、神様を迎える霜月祭があり、宮崎駿監督の千と千尋の神隠しのモデルになった。民宿みやしたさんには、宮崎監督の色紙がある。
7月23日
朝4時北俣渡ゲート、車は20台近い。すでに歩き始める登山者やトレランナー。
朝5時聖光小屋から西沢渡へ出発。西沢渡への道は森林鉄道の名残が残ってる。
西沢渡の橋は流されているため、手動ロープウェーに乗り川を渡る。橋は後日修復済み。
1人ではとても重くて大変。川の量によっては、渡渉できるが流されてしまった人も多い。
小聖岳。朝は風が強く、ここで引き返したという方も多い。我々は午後に来たので、風はすでに弱まっている。
小聖と聖岳の間に水場がある。
岩ひばりが水をチュッチュ飲んでいた。
小聖岳から登ってきた道。聖岳に向けて急登を登る。雨風が強ければかなり厳しい登り。
聖岳山頂。今回は奥聖岳には行かず。
兎岳へ向かう。聖岳を急下降ののち、登り上がる。
南アルプスは、のんびり縦走というより、巨大な山脈のため規模が大きくアップダウンが激しい。
赤石岳を東に、聖岳を南に臨みながら歩く。
7月24日
朝一の兎岳山頂でヘリ荷揚げについて通信。一瞬ガスが切れるが、すぐに辺りは真っ白に。
信州側が晴れ、下栗の里が見える。しかし、ヘリはなぜか大町にいて厚い雲で飛べないと。。なんと!
結局荷揚げを断念、泣く泣く3日間の作業を中止し下山。友人小屋なら荷揚げもこれほど大変じゃないだろうに、避難小屋での作業は大変。
帰りは、チチタケを採って下山。チチタケは、白い液が出てくる。これはうどんの出汁にいいとのこと、帰って、スープにしていただいた。
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