厳冬期南八ヶ岳縦走のご案内。
初日は「アイスキャンディーフェスティバル」終了直後の赤岳鉱泉へ。沢山の下山者とすれ違いました。フェスの反動なのか小屋は宿泊者が少なくちょっと寒かったのです(笑)



2日目は硫黄岳〜横岳を縦走し赤岳天望荘へ。
樹林帯を抜け「赤岩の頭」に抜けると荘厳な世界が待っていました。



本日の核心部はここから先、横岳の岩稜帯となります。
留意すべき事項は
・ルートを見誤って転落
・強風と低温による低体温症、凍傷、行動不能
・ガスに包まれた際のホワイトアウト
など。
八ヶ岳の稜線はいつでも強風で寒いですが、縦走の場合、それらの厳しい気象条件に晒される時間が長いことが事故の要因になります。




強風の中、赤岳天望荘に到着した時の安堵はそのまま山小屋への感謝の気持ちになりました。



宿泊者が私たちを含めて4、5人?しかいないにもかかわらず、暖房フル回転でとても暖かかったです。ファンにならざるをえないです。
3日目は八ヶ岳の主峰・赤岳、阿弥陀岳を越え御小屋尾根経由で美濃戸口へ向かいます。
朝焼けの赤岳と東の空にはビーナスベルト⇩


赤岳に登頂。微風で穏やかな山頂でした。



中岳を経由して阿弥陀岳へ。
本日の核心部は中岳のナイフエッジ化した雪稜、阿弥陀岳の雪壁と言っても良いほどの急峻な斜面です。どちらも確実なピッケル、アイゼンワークが求められます。
雪壁は雪が柔らかく、足元が崩れる感じで良いコンディションではありませんでした。所々スタッカットで確保しました。






苦労して辿り着い阿弥陀岳の山頂では、未確認ながら喜びも倍増(のはず)。
御小屋尾根を下り美濃戸口へ。J&Nも更に美味しく感じられたことと思います。



厳しくも極上の3日間、ご用命ありがとうございました。
下界の生活を山に持ち込まないと無理と言う人には無縁のしあわせを感じることができましたね。
AKR