
雪山登山
西穂高岳をご案内してきました。
初日は濃い霧の中を歩いて西穂山荘へ。上高地や涸沢のライブカメラを確認したところ快晴だったので、西穂高岳の周辺だけ霧に包まれていたようです。
日没間際に霧りが晴れて夕日に染まる白山を見ることができました。


2日目の登頂日、早朝はやはり霧の中の出発となりました。独標直下から霧は晴れて快晴に。



雪が少なくクランポンでの歩行にストレッチを感じつつ西穂高岳山頂へ。吊尾根やジャンダルムを眼前にして山頂に立つと、ここまでの苦しみから解放され感激へと変わりました。



お客様は雪山1年目ですが、コツコツ努力を積み重ね残雪の西穂高岳に登ることができました。
岩と雪のミックスが続くので下山も要注意です。独標まで戻る頃には雪が緩んだのでクランポンを外して山荘まで戻りました。
多雪の室堂や涸沢周辺と違って西穂山荘〜西穂高岳は夏道が露出しているところが殆どでした。雪面の硬い早朝はクランポンが必要です。ロープウェイ駅〜西穂山荘はずっと雪道で逆転現象(!?)になってます。状況は日々変わるので万全の装備で登りましょう。GW中の信州では登山が社会問題化しています。


今回は天気の良さそうな日に合わせ日程を変更して催行しました。この日、西穂高岳に登頂したのは二組のみ。GW明けの北アルプスはガラガラでした。
AKR