2025/02/19-21 八ヶ岳・横岳〜硫黄岳縦走

登山・クライミング

南八ヶ岳の核心部ともいえる縦走ルートをご案内してきました。

こんな感じですね。

赤岳への登路となる地蔵尾根を登り主稜線を北へ硫黄岳を目指します。いくつものピークを持つ横岳の通過が核心部と言えます。

初日は赤岳鉱泉へ。いつもと違うのは、今回はゲストのご希望もあってテント泊ということです。寒波の到来で極寒でした。

2日目。早朝の気温は氷点下15度以下。テント内でも冷凍庫にいるのと同じ状況。コンタクトレンズが凍らないよう胸ポケットに入れて寝ましたが、お手拭き用のウェットティッシュを入れ忘れたので凍らせてしまいました(笑)私はコンタクトレンズ初心者なんです。

最近にしては珍しく冬らしい凍てつく寒さで、バナナで釘が打てるレベルでした。

あまりにも寒いのでモコモコのダウンジャケットを着たまま行者小屋まで歩きました。

そして急峻な地蔵尾根から「地蔵の頭」へ⇩

「地蔵の頭」から横岳の最高地点「奥ノ院」を越えるまでが核心部。雪に埋もれた岩稜のルートファインディングや雪壁となった斜面の登高など雪山ならではの面白さがあります。

フィナーレの硫黄岳周辺はお約束の強風。今回は体感で氷点下30度くらい!?カメラは動かないし、スマホのカメラも扱うのは一苦労。

「赤岩の頭」から下り始めると風はなくなり平和そのもの。八ヶ岳ブルーの歓迎を受けました。

無事に赤岳鉱泉テント場に帰還。そういえば今日一日誰にも会いませんでしたね。夢のような一日でした。

3日目は下山前に、南八ヶ岳のパノラマを見に「中山乗越展望台」まで往復しました。山頂を目指さなくても展望台までなら軽アイゼンやチェーンスパイクでも到達可能です。本格雪山デビュー前に冬の南八ヶ岳を体験したい!という方にはオススメのビューポイントです。←実は同行のゲスト様からオススメされて初めて訪れました。

赤岳鉱泉テント場に戻り、テントを撤収。

踏破した稜線を眺め満足感に浸る「山と道」姉妹⇩

細長いバックパックはクライミング的な動作や懸垂下降には向きませんが、整備された登山道を歩く時にはバランスを取りやすく歩きやすいです。

下山メシはJ&N。ご馳走様でした!

AKR

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