梅雨明けしました。
大キレットをご案内してきました。4日間で槍穂高を周回する難ルートです。
初日は涸沢ヒュッテへ。
上高地では青空の穂高連峰をご覧いただけました。
尚、上高地〜明神館は通常の梓川左岸遊歩道が土砂崩れで閉鎖中のため右岸(岳沢湿原側)を歩きます。
よこおから涸沢へ。実を言いますと今回の4日間の行程では涸沢への登りが最も苦しいパートでした。
猛暑による大量の発汗が筋肉に与える影響は大きく、脚の疲れは翌日に響きました。
2日目。
まずは北穂高岳に登頂。
北穂小屋の絶景テラスでカフェタイム。
コーヒーを飲みながら、このテラスからの眺めを楽しむことも今回の目的の一つ。
一休みしたら、技術的には今回最大の難所・大キレットから南岳を目指して出発。
ゲストは前日の疲れが残っているにもかかわらず、定期的に岩場講習に参加されていて岩場の動作が素晴らしく、難なく南岳小屋へ。日頃の練習の成果が結果に繋がりましたね。天気が崩れる前にチェックインできました。
夕方から風が強まりました。
3日目は槍ヶ岳を経て槍沢ロッヂへ下ります。
飛騨側から小雨と強風が吹き荒れていますが、登山道が信州側に入ると風を避けられます。
夏山としてはフルコンディションと言えましょう。雨風を満喫しながら槍ヶ岳山荘へ。
槍ヶ岳山荘で大休止。元の計画では東鎌尾根を下る予定でしたが強風のため槍沢を下ることにしました。槍の穂先もパス。
槍沢ルートは谷間なので風の影響を受けにくく、先程までの暴風を体験した後だと快適そのものでした。
豪雨で崩壊した登山道は修復されていました。短期間での改修作業には大感謝です。
槍沢ロッヂまで下る頃には常念山脈には青空も広がっていました。
槍沢ロッヂには風呂もあるし私たちには極楽でした。
4日目は上高地へ戻ります。
槍沢ロッヂ〜横尾の登山道は数ヶ所、激しく崩壊していましたが、こちらも修復済み。
この修復に不満のある人はお家に帰って、くだらないテレビでも見てお過ごし下さい。
徳沢でご褒美。
昼前には上高地に到着し解散となりました。日頃のトレーニングの成果が発揮された4日間でしたね!またのご参加をお待ちしております。
お花の写真は省略しますが、稜線、槍沢とも素晴らしいです!!
AKR