北アルプスを離れ佐渡島へ。
初日は両津港でゲストと合流しアオネバ渓谷へ直行。佐渡トレッキングでは山の花が群落で見られるのが魅力ですが、本州の中部山岳と同様に季節が進むのが早くシラネアオイの群落は既に終了…。エンレイソウが目立ちました。
アオネバ十字路で引き返し下山しました。
リクエストにお答えして夕食前に長手岬へ。
目的は⇩
「海無し県」から来た身には新鮮な景色でした。天気も味方してくれないと見られませんね。
夜は佐渡市街地の居酒屋へ。
刺し身と佐渡牛がてんこ盛りで満腹に。
居合わせた常連さんからトキの見られる場所や人気のベーカリー情報などをゲットさせていただき、お料理以外も盛り沢山な居酒屋さんでした。
2日目は早速、居酒屋で教えていただいたベーカリーに立ち寄ってから金北山へ向かいました。
ちなみに好評につき今回2回立ち寄っています。
さて、佐渡島最高峰・金北山登山ですが一番楽な白雲台からの往復コースを歩きました。自衛隊の管理道路を歩くだけではアレなので、妙見山経由で金北山へ。
ブナが密生する「おしん林」⇩
なぜ「おしん」なのかは不明。
妙見山の山頂には自衛隊のレーダー施設があります。
レーダの後方のピークが金北山⇩
妙見山付近からは佐渡島のクビレた平野部を挟んで東西に海が見えます。空が広い。
林道に出て金北山へ向かいます。
意外にもカタクリの群落が残っていて目を楽しませてもらえました。期待していなかっただけに嬉しいものです。
金北山山頂付近にはシラネアオイ・ロードになっていて、これまた有り難かったです。
ちなみにシラネアオイは妙見山直下の道路沿いにも沢山咲いてました。
金北山山頂は廃墟化した自衛隊のレーダー施設の中にあります。展望が素晴らしい場所のはずですが、ちょっと残念。
居酒屋の常連さんオススメのベーカリーで買った「トキパン」⇩
帰りは自衛隊管理道路を戻り白雲台へ。陽当りが良すぎて真夏のような暑さでした。
下山後は、時間に余裕があったので島の北端に近い「大野亀」へ。ここはトビシマカンゾウの群生地として知られる場所です。まだ最盛期ではありませんが、ちゃんと咲いているところを見られました。
夕食はフレンチ(!?)と言いつつ、私はカレーをいただきました。
ご馳走様です!
ディナーの後は浮遊選鉱場跡のライトアップを拝見。私は予備知識が皆無でしたが、ここは以前にも来たことがあるという記憶は残っていました。
誰もいないと思っていたら、バスで運ばれてきた観光客のみなさんがゾロゾロとやってきました。記憶に残して帰りましょう。
3日目は乗船時間まで「トキ探し」。
居酒屋の常連さん情報では「◯◯の裏の田んぼで待ってれば9時にトキが飛んでくるから!」とのこと。
8:50になっても見つからないので、トキ公園に行こうかしらん、と思い始めたところ、9:00丁度にトキの群れがご出勤されました。
感激!
おじさんからトキ情報を聞いていなかったら見られなかったかもしれません。
佐渡島の旅、素晴らしいエンディングになりした。
ジェッフォイルにご乗船の皆さまとお別れし私はフェリーで新潟港へ。
良い旅をすると心が豊かになりますね。ありがとうございました。
AKR