丹沢をご案内してきました。東京生まれ横浜育ちのヤマンザイ川口にとっては、かつてのホームグランドです。
初日は西丹沢ビジターセンターから入山し檜洞丸を越え、青ヶ岳山荘まで。
西丹沢ビジターセンター⇩
視線を感じたらカモシカさんがいらっしゃいました。
しばらくの間、お互い見つめ合って観察ごっこ。
ゴーラ沢を渡渉。
水量が少なく飛び石で渡れました。
気温が高すぎて、眼の前の富士山が霞んでいます。
檜洞丸山頂⇩
表丹沢と比べると入山者は少なく静かな道程でした。
ちょっと下って、今夜の宿・青ヶ岳山荘へ。
青い!
内装はリフォーム済みで趣きがあります。
2日目は蛭ヶ岳、丹沢山を経由して塔ノ岳へ。
コバイケイソウの群落がありました。全部咲いたら華やかなことでしょう。
左が蛭ヶ岳、右が丹沢山⇩
蛭ヶ岳への急登の途中には岩場、鎖場、梯子が次々と現れます。丹沢の一般ルートとしては上級者向けです。
蛭ヶ岳山頂に立つと長閑な雰囲気に包まれ、緊張から解放されました。
道程は長いですが、ここからは比較的なだらかな稜線歩きになります。
振り返ると蛭ヶ岳の堂々たる姿が見えました。疲れる山ほど見栄えが良いですね。
丹沢山⇩
尊仏山荘の建つ塔ノ岳山頂に到着し、長い一日が無事に終了。
写真はありませんが夜景が綺麗でした。日帰りで来ることがほとんどなので、とても新鮮な眺めでした。
3日目は鍋割山経由という選択肢もありましたが大倉尾根から一気に下山。
久しぶりに訪れた大倉の開発ぶりに驚きました(←今更)!
今回のコースは累積獲得標高2,600m超。剣岳の早月尾根や甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根を凌ぐ標高差で歩きごたえのあるルートです。西丹沢も大倉もバスを利用してアプローチしやすいので縦走愛好者にオススメです。
AKR