残雪期の雪山シリーズも終了間近となりました。立山の雄山・大汝山を2daysで御案内してきました。
初日は雨の可能性が高く、室堂ターミナル集合後はそそくさと室堂山荘へ向かいました。本来なら「みくりが池」付近を散策しながらライチョウ観察したかったのですが(T_T)
近代的な室堂山荘はとても快適です。立派なお風呂もあります。
2日目。
まずは一ノ越を目指して広々とした雪渓を登ります。想定外の好天!背後には大日連山。
ライチョウの羽。
縄張り争いやペアリングで活発な時期です。至るところでライチョウの声が聞こえます。時々、飛んでる姿も目撃できます。
一ノ越〜雄山はアイゼンを外して地面の露出している夏道を歩きました。所々、新雪がありました。
登りきると山頂の南端に出ます。槍ヶ岳が見えました。
雄山神社の社務所が閉まっている時期は無料で神社に上がることができます。
ライチョウが鳥居を潜って参拝したらしく、足跡が残っていました。
続いて大汝山へ。
雄山〜大汝山も新たに降雪があり、GWよりも雪が増えていました。雄山直下の下りは、お決まりの滑落ポイントなので、雄山出発時にアイゼン類を装着して下さい。
この先で良く落ちます⇩
怖い思いをしてから、アイゼンを付けている人を見るのも毎度のことです。
大汝山の山頂付近⇩
剱岳に会えると嬉しいですね。
往路を戻り室堂へ。
雪渓を登高するBCスキーヤー⇩
順番が逆になりましたが、室堂に下りてからライチョウを探しに「みくりが池」へ。
会えました!
終わってみると、とても充実した内容でしたね(笑)
室堂ターミナルは海外からの旅行者でカオス状態ですが、雪山は平和です。何回でも訪れたくなる異空間です。来年も是非、御一緒しましょう。
AKR