北アルプス笠ヶ岳を御案内してきました。オーソドックスな2泊3日の行程です。
初日は新穂高温泉から鏡平へ。
登山道沿いは果実が目立つようになりました。
初日は鏡平山荘まで。平日なので宿泊者は少なめ。
豪華な夕食でお腹いっぱい。
夕食後に鏡池を見てきました。山は濃いガスに包まれていますが、粘って待機していたら、どうにか槍の穂先を見ることができました。
2日目は笠ヶ岳へ。
弓折乗越付近は槍穂高連峰の絶好の展望台ですが、相変わらずのガス…
ここで東京のガイド仲間のK元さんにばったり遭遇。実は山の話よりネコの話の方が盛り上がる間柄。
最近はガイドよりも文章を書くのに忙しそう⇩
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分岐から笠ヶ岳方面に向かいます。
秩父平まで来たら青空が広がり、夏の陽気に後戻り⇩
ど真ん中を登ります。
奥穂高岳が姿を現しました。
岩の上で会議中のライチョウズに会いました⇩
ヒヨコたちも大きくなりましたね。お元気でなによりです!
抜戸岳を過ぎたあたりで、ようやく笠ヶ岳が見えました。
気持ちの良い緩やかな稜線を歩いて笠ヶ岳山荘へ。
一休みしたら、小屋からすぐの山頂へ。
再びガスの中…
播隆上人は、笠ヶ岳の山頂で槍の穂先から上るご来光を見て、槍ヶ岳開山を決意したそうです。
今日は何も見えませんが、お客さんの心の目には天に突き刺す槍ヶ岳が見えていたに違いありません(妄想)。
夕食はカレーライス。
夜になって岐阜県警の救助ヘリが飛んできて、捻挫した単独の年配女性をサラッと運んで行きました。
たかが捻挫、されど捻挫。笠ヶ岳山頂からだと下山できない人もいますね。
そもそも笠新道を下山できるだけの体力はあったのかな?
日が沈もうかという頃、雲が消えて槍ヶ岳が見えました。
3日目は抜戸岳まで戻り、笠新道を下りました。
笠新道は新穂高への最短ルートですが、大きな段差が沢山あって体力勝負の登山道です。丁寧に歩かないと膝がガクガク、大腿四頭筋はヨレヨレになることでしょう。
杓子平より下は休憩に適した場所が少ないので大人数での入山は避けた方が良いです。
3日間、雨も太陽も受け止めて無事に終了することができました。ご参加いただきありがとうございました。
AKR