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白馬岳から朝日岳の縦走ルートを御案内。北アルプスで最も多くの高山植物がご覧いただけるルートではないでしょうか?
初日は猿倉から大雪渓を経て村営白馬岳頂上宿舎へ。
大雪渓⇩
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上部はロープで閉鎖され左岸の登山道に誘導されます。そこから高山植物の世界。
白馬周辺は場所によって気象条件が様々なので、沢山の花に出会えます。
レギュラー陣に加えて普段、見ることの少ない花にも次々と遭遇。流石です。
頂上宿舎に到着後、白馬岳を往復。
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再度コロナ休業となった白馬山荘ですが「スカイプラザ」は休憩所として開放されていました。
ガラ~ン。
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今回は白馬山荘泊の予定でしたが、出発前日に再休業になったので急遽、村営白馬岳頂上宿舎泊に変更となりました。
どの山小屋も当日や前日に突如休業になる可能性があります。確認して下さい!
村営頂上宿舎は部屋は綺麗だしお食事は美味しいし、お客さんからも高評価でした。
夕食はビニール手袋を着けてセルフサービスで欲しい物を好きなだけいただきます。フードロス削減になりますね。食べ過ぎにも注意ですが…
2日目は再び白馬岳山頂に登り、その先へ。長いコースなので、天候の変化に対応できるよう早い時間の出発を心掛けましょう。
山頂付近ではご来光よりも白馬山荘越しに見える剱岳に惹かれます。
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三国境へと下り、栂池への道と分かれて雪倉岳方面へ。
雪倉岳⇩
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雪倉岳の左に丸い山容の朝日岳と朝日小屋の赤い三角屋根(正確には別棟)が見えます。またまだ遠い道程。
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雪倉岳から一旦、標高差で500m近く下降します。地図を見ていれば分かることです。心が折れる、折れないは体力云々以前に事前に歩くコースの内容を認識しているかどうか重要に思えます。
朝日岳直下の分岐から水平道で朝日小屋へ。水平道が「水平」ではないことも、調べている方なら解ること。
水平道沿いではキヌガサソウ、ハクサンコザクラの群落に歓喜。更にサンカヨウがまだ咲いていて、また歓喜。
昨年もほぼ同日程で同ルートを歩いており、花の多さに感動しましたが、明らかに昨年とは桁違いの花の多さです。高山植物たちは雪の量、雨の量、気温の変化など敏感に感じ取っているのですね〜。
朝日小屋には午後早く到着できました。小屋前の広場でのんびり過ごせます。
朝日小屋からは白馬岳から雪倉岳にかけての稜線が見渡せます。←白馬からも見えてましたからね。
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大人気の朝日小屋。お食事が他の山小屋とは一線を画しております。手料理感が満載。カジキの昆布締め、ホタルイカ等。ここは富山ですから!小屋の心意気に感謝です。
最終日は朝日岳を越えて蓮華温泉へ。
朝日岳は霧の中でした。
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五輪尾根は小さなアップダウンを繰り返しつつ標高を下げていきます。
途中、雪渓のトラバースがありますが、雪がカチカチで硬かったのでチェーンスパイクを使用しました。
年によって、あるいは日によって雪面の状況は異なります。プチ滑落している人もいまさした。横断後、チェンスパなしで立ち往生している方々がいたので、戻ってチェスパをお貸ししました。チェーンスパイクは保険以上の存在。
五輪尾根から五輪高原へ下ります。
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これまで、通過する度に暑いだけだと思っていた五輪高原でしたが、今年は花が豊富でびっくり。このコースは登山者をどれだけ喜ばせるのか!?
谷底まで下ってから尾根を2つ越えて「兵馬ノ平」に出ます。←立派な橋を2つ渡ります。その都度、登り返しがあるということです。
これも、このコースを歩くなら知っておくべきことです。そして、最後も緩く登って蓮華温泉にゴール。
沢山歩きましたが、疲労度以上の満足度を得られたことと思います。
AKR