仕事仲間とトレーニング山行で西穂高岳から奥穂高岳へ縦走しました。ガイド業務の繁忙期に入っていますが、お世話になった皆さんと山の思い出を共有したいと思い日程を確保させていただいていました。
上高地ではお猿さんがお出迎え。
子猿の「お母さ〜ん!」的な行動が秀逸。
初日は西穂山荘へ。
丸山まで散歩してきました。
2日目は3時半に出発。
西穂〜奥穂高の縦走は早出が基本です。
西穂独標付近で空が明るくなりました。
ここから先はmountaineeringの世界。
西穂高岳から天狗岳までは、とても滑りやすい岩質。しかもイヤらしい逆層スラブです。基本中の基本の三点支持が身に付いていない人は立入禁止です。
間ノ岳を振り返る⇩
悲願のジャンダルム・トレーニングを提案した登山女子⇩
グイグイ登る⇩
目前に迫るジャンダルム⇩
飛騨側に巻いてからジャンダルムに取り付きます。
迫りくる雲と競争。
ギリギリセーフでジャンダルムに登頂。涸沢岳とのコルに穂高岳山荘が見えます。
御満悦のマダーム⇩怪しい…
主稜線にもどり「馬の背」を越えます。
馬の背を越えてジャンダルムを振り返る⇩
奥穂高岳の山頂はガスの中でした。
まだ昼前。翌日、仕事があるメンバーは吊尾根経由で上高地へ下り、数時間後には帰宅という韋駄天ぶり。
私はのんびり穂高岳山荘泊。
この一週間で何枚目のハンバーグだろうか(笑)
美味しかったです。
3日目は下山日。
昨晩から降り続いていた雨は出発と同時に止みました。まあ、予測通りです。
コロナ休業で閑散としている涸沢⇩
テント場と売店は営業しています。
上高地には午前中に下山し、午後早くに帰宅。地元民ゆえのスピード感です。山に登ってばかりいたいという人は信州に移住して下さい。
7/27現在、長野県内の山小屋では涸沢ヒュッテ、燕山荘、唐松岳頂上山荘、黒百合ヒュッテ、白馬山荘がコロナ休業となっています。
山小屋が突如、休業になった場合のエスケープルートや代替案まで考えて登山計画を作成しなければならない状況になっています。
AKR