2021年10月6〜8日裏越後三山

日本百名山

前日に同行者の友人の荒沢岳での追悼碑にお花を添えてきました。雨の荒沢岳はスリリング過ぎて危険です。岩が滑る、滑ったら真っ白で何も見えない奈良の底へサヨナラ。

荒沢岳からも岩場のトラバースや痩せ尾根が続きます。水場マークのところは、テント場として、地元の方がよく整備してくださっていました。もう19年も登山道整備をされているとのこと。ありがたいですね。

ただの縦走路ではない、四つん這いで登り、笹を掴んでクライムダウンやトラバース、痩せ尾根クラックをクライムダウン、急登急下降の連続でした。三山どころじゃないですね。トレーニングしてから来ないと動けなくなります。携帯も通じないので救助要請もできない場所です。

テント場から管理人さんに巻倉山で写真撮りたければ看板を持っていって下さいとのこと。巻倉山へ担ぐ。巻倉山ではなかなか止まない雨だったので、一瞬晴れて感動。兎岳までは、視界の晴れない尾根をひたすらクライミング。

兎岳から中ノ岳。中ノ岳は大きくて、なかなか辿り着かずヘトヘト。まだここから駒ヶ岳まで3時間、もうヘロヘロです。中ノ岳避難小屋は、水場なく天水がタンクにある場合があります。

諏訪平までの最後の登りがこれまた、これまで以上の急登で、もうドMにはたまらないでしょう。あまりの急登の急下降の尾根で、疲労に重ねて麻痺してきます。

越後駒ヶ岳に着くと、突然たくさんの人が湧いてくるように現れます。百名山というだけでこの違い。山頂に2時間近く滞在、本日も天気図を描きます。

平日なのに小屋は2階ともほぼ満杯、ビショビショのテントを張ります。ここまで来れば、あとは安心して下れます。

下山は道行山経由の銀の道、銀山平へは、やはりあまりよくない道でしたが、稜線の縦走路ほどでは全くありません。アケビの道が続き少しいただきながら下山。おつかれさまでした。

7:30銀山平〜14:30テント場、6:30テント場〜15:00越後駒ヶ岳、6:30越後駒ヶ岳小屋〜10:30銀山平

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