飛騨高山・猪臥山(標高1518メートル、いぶしやま・いぶせやま)へ。
「飛騨卯の花街道」猪臥山トンネル出口そばから入山。
早朝の出発時は車は3台しか駐車していませんでしたが、下山時には写真のように満車状態でした。人気のほどが覗えます。
スノーシューを装着して雪原になった彦谷に沿って登っていきます。
前日の高温と朝の低温で雪面はバリバリでした。遅い時間帯に入山するとズボズボと埋まってしまいそうですが早朝なのでスタスタ歩けます。
尾根の末端から本格的な上りになります。ヒールリフターの付いた登山用・バックカントリー用のスノーシューだとかなり楽です。
樹林が疎らになってくると乗鞍岳が見えてきました。見慣れている信州側からの乗鞍岳と違って新鮮な景色です。
振り返ると山また山の世界。中信(長野県中部)の里山より積雪量がずっと多いです。降雪直後なら霧氷が凄いことになりそうですね。
猪臥山の山頂が見えてきました。山頂への最短ルートを登っているのでここまで1時間ほどできましたが、積雪量、雪の状態によってコースタイムはかなり変わってきます。
山頂手前の神社。
神社の直ぐ先が頂上。360度の展望!ファンが多いのも納得です。
日本のモンブラン・白山。
今回は周回して登山口に戻ります。眺めが良く気持ちの良い綺麗な雪稜を下ります。
降雪直後でトレースが無い時や道標が埋もれて見えなくなっている場合はルートファインディングに気を付けましょう。トレースが正しいとも限りませんのでご注意を。
下山口付近は樹林の伐採中で展望が開けていて猪臥山が良く見えました。
下山口から「飛騨卯の花街道」を400メートルほど歩いて駐車場に戻りました。
雪山ハイクを存分に楽しむなら今回とは逆コースがおすすめです。雪が確実にあるので最初から最後までスノーシューやワカンで歩けるのも良いですね。
AKR
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