南八ヶ岳・権現岳の東稜へ。
積雪期のルートですが雪不足で藪漕ぎ必至なのは承知の上で出発。
初日は「美しの森」から赤岳沢出合小屋へ。林道終点から沢を石伝いに渡りながら遡ります。
駐車場から2時間ほどで出合小屋に到着。
日没前に明日の確認のため権現沢の二股付近まで偵察してきました。
寒い避難小屋なので小屋の中で更にテントを張るつもりでしたが薪ストーブを利用できたので寝袋だけで就寝しました。薪ストーブ、自宅にも欲しいです。
2日目。
滑りやすい雪と中途半端に氷結した沢にヒヤヒヤしつつ権現沢のゴルジュを通過。
ゴルジュの先、左岸の浅いルンゼには雪が無く足元が悪いので更に先の雪の付いた斜面を登り稜線に上がりました。
バットレスの直前まで藪漕ぎ。東面なので陽当たりが良すぎて暑いくらいです。雪がないのでクランポンを外しました。
核心部のバットレスは本来ならクランポンとグローブを装着して登るので、なかなかシビれるピッチなのですが岩が温かいので、とうとうグローブも外してしまいました。
もはや階段!?
バットレスを登り切り、登山道に合流。権現岳の名所の長い梯子を下ってからツルネへ向かいます。
旭岳東稜⇩
冬山!?
赤岳も阿弥陀岳も地肌が丸見えですね。
ツルネ東稜には道迷いした人が付けたと思われる不適切なピンクテープが随所に付けられていました。コレに導かれるとヘンなところを歩かされます。ツルネ東稜を下降する方はご注意下さい。
出合小屋に戻り、荷物をパッキングして美しの森の駐車場へ戻りました。冬とはいえ暑さも相まって脱水気味でした。油断大敵です。
氷の時期はまだかしら??
コメントはまだありません