パトロールがてらソロテントで南アルプス深南部へ。
Day1
0730 芝沢ゲート 0845 易老渡 1200 易老岳 1430 イザルガ岳 1450 光岳小屋(幕営)〜光岳・光石ピストン
釣り人気のエリア。登山者より釣り人が多いのでは。
台風による林道崩壊のため、長いアプローチはさらに長いが、今日は易老渡までなのでまだ楽。
「易老岳まで6時間、光岳まで8時間」
南アルプスに入ると、巨大ミミズをよく目にする。この巨大ミミズを食べる、血を吸わない巨大ヒル・ヤツワクガビル(日本最大級のヒル)も目にする。
面平は森の中で癒される休憩場です。ここまでで下山者はソロ男性3名ほど。北アに比べたらどんだけ少ないか。静かな山です。
苔もす森でのんびり。と行きたいが、先が長いので、通り過ぎます。
綺麗な緑色に癒されます。
急登を登りきり、薮の山頂・易老岳。ガスで展望なし。
急登を越えると、小屋まであと20分の静高平。水場2箇所あります。テントの方は、余裕があれば小屋で水をもらえますが、ここで汲んで行きましょう。小屋からの水場もありますが、往復20分かかります。
少し行くとイザルガ岳分岐標識。イザルガ岳へ10分。
イザルガ岳2540m 雷鳥生息の南端です。
光岳小屋へ続く木道
光小屋は今年は10月14日で最後。千円札1枚でテント400円+ビール600円は嬉しい。
光岳は100名山です。近くの展望台からは視界が効きます。
光石まで山頂から七分。百名山で100個目という千葉の方が登頂されていました。みんなでお祝いしました。光岳を最後にする方は多いようです。
光石
光石から転落に注意。
寸又峡への分岐。登山道は生きていますが、左林道が崩壊のため、里にたどり着くのに相当な時間がかかる。薮好きのもの好きは、寸又川へ降りて、池口南峰へ登り返していくという方もいると光小屋のご主人が言ってました。
Day 2
0500 光小屋 0800 加加森山 0950 池口岳ジャンクション 1005 池口岳北峰 1025 池口岳南峰 1050 池口岳北峰 1100 1145 テント場休憩 1310 黒薙 1430 池口岳登山口
小屋で、関東からいらした、丹沢Vルートを知り尽くす瀬脇さんと佐々木さんに出会い、加加森から池口へ降りるということで、便乗させてもらうことに。なかなか一人では、重い腰が上がらないルートで、タクシー代もかかるのでありがたい。
寸又川方面展望台から朝焼け
美しい朝焼けの富士でした。
加加森山・池口岳方面と光石の分岐
左から小河内岳、聖岳、兎岳、赤石岳方面の南アルプス深南部の山々
池口岳南・北峰(左)と加加森山(右)の手前にピークが2つ、そして光岳の影が映る。
一番わかりにくいと言われた場所。窪地を進む。しかし、よく歩かれておりピンクテープがある。
いつから整備していないか。。
加加森山分岐は、加加森山の標識が消えて、山頂を見逃しそうだ。ここから5分。
加加森山山頂に三角点。森の中。
それにしても、どなたが、こんなに綺麗にチェンソーで切ってくれたのでしょう。。
立ち枯れが多いのはどうしてだろう。このあたりで、池口から深夜に登り始めたという単独高齢の方にお会いしました。みなさん山の玄人で、どこでも歩ける感じですね。
池口の二つのピークが見えて、喜ぶ我ら。
南アルプスの原生林を歩きます。気持ちいい〜
ふわふわの登山道こそ大自然に囲まれ歩く楽しみ。
池口岳は近くて遠い。
歩いてきた加加森山は、名前の通りの山深い山。
水場とありますが、どこにあるのか不明。降りた方は見つけられなかったと。リンチョウ沢の源頭部かもしれません。
池口まではなかなかの痩せ尾根藪漕ぎの急登です。
池口岳・加加森山のジャンクション。ここから20分で池口岳北峰へ。
池口岳北峰。ここから急げば20分強で南峰へ。南峰ヘは急な下降、そしてピークへの登り、そこから下降、そして急登で南峰に着きます。草を分ければ踏まれていますが、一見ではわからず、ほとんど人が入らないので、朝露でびしょ濡れ。
池口岳南峰。
池口岳南峰手前から鶏冠山への尾根。こちらも歩けば、踏み跡はあるかも。鶏冠山へは、2017年にボランティアで看板をつけましたが。
南峰から北峰へ
池口岳北峰 南峰方面から
池口岳南峰を振り返る。
光岳は雲の上。
大井川源流部原生自然環境保全地域。貴重な原生林です。
池口岳ジャンクションまでは登山道整備はされていますが、虎ロープの岩場や悪路も2箇所ほどあります。
池口岳上部の岩場
テント場と名付けられた場所で。(水場はありません)。美味しい湘南コーヒーを淹れてくれました!生き返りました!
池口岳黒薙。薙とは山が崩れ落ちた場所。
池口岳黒薙。池口岳まで3時間40分、登山口まで1時間40分の標識。
池口岳登山口に到着。1時間林道歩けば人里に出れますが、ここにタクシーが入ります。芝沢ゲートまでは9500円ほど、3人で割りました。
遠山郷はジンギスカンなしでは語れない。ジンギスカン屋は何軒かありますが、こちらは上村にある清水屋のジンギスカン。お店でも連絡をしておけば(ご飯を炊く時間があるので)中で、人気のチリソースタレをつけながら、焼肉を楽しめます。
●南アルプスの山、山の名前の由来などもわかります。
南アルプスの山の紹介 http://tohyamago.com/experience/intro_mountain/
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