2017.09.03-06 荒川三山〜赤石岳

 by AKR
久しぶりに南アルプスの御案内してきました。

椹島を起点に千枚岳、荒川三山、赤石岳へと縦走し椹島へと下山する周遊コースを歩きました。

1日目は椹島ロッジ泊なので歩きません。椹島は静かな上高地という雰囲気で癒されます。

2日目。登山開始です。この日の宿泊は千枚小屋です。殆んどが樹林帯の登高なので展望がありません。森林浴だと思って下さい(笑)
唯一と言って良い展望地からは荒川三山も赤石岳も見えますよ。ちなみに荒川三山または荒川岳という山はなくて悪沢岳、中岳、前岳の総称です。

赤石岳。


緑色が眩しい駒鳥池。

千枚小屋に到着。ピカピカ&コンパクト!最後にここに来たのは2009年以来ですが、あの時は火事で焼失したばかりで仮設小屋だったような気がします。

小屋の前のテラスは富士山が正面に見える素晴らしい展望台になっています。生ビールも飲めますよ!
3日目。天気良し!小屋前で御来光。富士山デカい!

今日は赤石岳まで歩きますよ。まずは千枚岳へ。

雲海に富士山が浮かんでます。体力に不安がある方は千枚岳までの往復でも楽しめると思います。

千枚岳からの荒川三山。

千枚岳から荒川方面への下りでは新しくハシゴが設置されましたが岩場がありますんでトレッキングポールはしまっておきましょう。

荒川三山の最高峰、悪沢岳。

名前はワルそうだけど眺めは最高。百名山のうち30座以上を見渡すことができましたよ。塩見岳、間ノ岳、農鳥岳など普段馴染みの少ない南アルプスの峰々を至近で見られるのは北アルプスをホームにしている私には新鮮でした。

中岳山頂には避難小屋があります。管理人さんがスケッチブックで山座同定してくれて助かりました。

縦走路から3分ほど逸れたところにある前岳。うっかり立ち寄るの忘れそう(笑)

ランチは荒川小屋にて「荒川カレー」。

ニンニクが特徴⁈

小渋川ルートの分岐、大聖寺平を経て赤石岳へ。

左は小赤石岳で右奥が赤石岳です。
赤石岳登頂!すぐ下に今夜の宿、赤石岳避難小屋。

山頂よりも避難小屋が気になる(笑)

外壁に百瀬慎太郎の詩!

入り口に暖簾!

どんな頑固オヤジが管理してるのかしら?と思ったら、とてもマイルドなジェントルマンでした。

一期一会を大切にしている管理人さん。アプローチの遠さゆえ二回泊まりに来る人は少ないと仰っていました。手書きの登頂証明書を頂きお客様は大喜びでした。記憶に残る山行になったことでしょう。

4日目は風雨の中、分岐まで戻り椹島へ。森林限界から下は風雨は弱まりスムーズに下山することができました。
今回は椹島ロッジを含めて3泊4日の山行でしたが、荒川小屋や赤石小屋の宿泊も可能ですので色々な日程での計画が可能です。時間と体力に見合う計画で楽しんで下さい。

2017.08.25 南アルプス 西沢渡 橋修復作業

by comic

流された橋の修復。実は破壊されないように、大水が出たら流される橋になっている。

1年間は流されずにいたが、ここ最近続く大雨で流されたか。




以前使われていたもの。こちらの方が軽くて使いやすかったとか。ロープ一本なので使用禁止になっている。

橋を架ける、とても達成感ある作業でした!


帰り道にマムシをゲット!結構大きめです。


林道にある雨やどり処の掃除。


トイレも掃除。もっと綺麗に使って欲しい。ウンはちゃんと狙ってしてください。。


かぐらの湯で綺麗になり、旧木沢小学校へ戻ると、本日はまた違うお客さんで大盛り上がり。粟島で釣ってきたというクロダイと海老の真薯、サザエ、海素麺など、ご馳走。

本日もまた夜中まで飲んだくれ楽しい夜を過ごしました。

2017.08.22〜08.24 兎岳 パトロール

メンバー: comic、イク、クマ

前夜泊

翌朝が早いので、登山口に近い下栗の里、民宿みやしたさんへ、素泊まりさせて頂く。みやした とは、苗字では無く、お宮さんの下にあることからの屋号だという。

下栗の里を含む遠山郷は、神様を迎える霜月祭があり、宮崎駿監督の千と千尋の神隠しのモデルになった。民宿みやしたさんには、宮崎監督の色紙がある。

民宿みやした

7月23日

朝4時北俣渡ゲート、車は20台近い。すでに歩き始める登山者やトレランナー。

朝5時聖光小屋から西沢渡へ出発。西沢渡への道は森林鉄道の名残が残ってる。

西沢渡の橋は流されているため、手動ロープウェーに乗り川を渡る。橋は後日修復済み。



1人ではとても重くて大変。川の量によっては、渡渉できるが流されてしまった人も多い。


かぶとと遊ぶ。


薊畑は真っ白、風が冷たい。


小聖岳。朝は風が強く、ここで引き返したという方も多い。我々は午後に来たので、風はすでに弱まっている。
小聖と聖岳の間に水場がある。

岩ひばりが水をチュッチュ飲んでいた。


小聖岳から登ってきた道。聖岳に向けて急登を登る。雨風が強ければかなり厳しい登り。


聖岳山頂。今回は奥聖岳には行かず。
兎岳へ向かう。聖岳を急下降ののち、登り上がる。

南アルプスは、のんびり縦走というより、巨大な山脈のため規模が大きくアップダウンが激しい。

赤石岳を東に、聖岳を南に臨みながら歩く。

7月24日

朝一の兎岳山頂でヘリ荷揚げについて通信。一瞬ガスが切れるが、すぐに辺りは真っ白に。


晴れることを祈って、作業をして待つ。


信州側が晴れ、下栗の里が見える。しかし、ヘリはなぜか大町にいて厚い雲で飛べないと。。なんと!

結局荷揚げを断念、泣く泣く3日間の作業を中止し下山。友人小屋なら荷揚げもこれほど大変じゃないだろうに、避難小屋での作業は大変。


兎岳から直通ルートを下る。


苔の山


苔地蔵様

帰りは、チチタケを採って下山。チチタケは、白い液が出てくる。これはうどんの出汁にいいとのこと、帰って、スープにしていただいた。

2017.07.28-29 南アルプス 兎岳 パトロール

長野南アルプス深南部へ。

下栗の里から兎洞から笠松山経由にて兎岳へ。(作業等で許可がないと長い長い林道は鍵が数カ所あり辿りつけません。)

土砂で行き止まりまで入る。遠くに見えるのが兎岳。

遠山郷に住む人にとっては当たり前の、そうじゃない人にとっては高度なザ登山。

下栗の里の方の道案内で、藪漕ぎ、印つけながら登る。

途中ヘリが騒がしく飛んでいる。後から聞いたら易老岳で歩けなくなった方が救助されたと。

登山道よりたくさんの獣道がくっきりと跡をつけ、戸惑う。

途中、自然のアートが楽しませてくれる。

苔が美しい。

昼から雨になり、雨具の効果もなくびしょ濡れになり稜線のハイマツ帯を登り上げ、兎岳避難小屋へ。

相変わらずボロの兎岳避難小屋。でも白い綺麗な壁と床が出来上がり、中はかなり快適。10年前くらいには、コンクリートの壁と屋根だけで、中を覗くと真っ暗で不気味な感じがした。何しろ床が無くて雨では下が泥となった。

1人の先客がいた。横窪沢小屋から百間洞小屋までの予定だったそうだが、ハードな縦走路の上、雨が降って来たため、ここで諦めたそうだ。

ただ水が無く、水場を探しに1時間かけたが見つからなかったと。雨を沸かして飲み水にしていた。こちらは大量に担ぎ上げたので水はあったが、自分でなんとか水を確保し次の小屋までの水も足りそうだったため、あえて何も言わなかった。雨が降っててよかったと思った。

そもそも1日の計画が少し無謀にも感じる。南アルプス深南部はあまり知れてない山が多いが、意外に岩場があったりアップダウンがあったりで、時間がかかる。

ザ登山しか知らない遠山郷の方々も口を揃えて言うのが、中盛丸山。私も深南部縦走で一番キツかったと思ったのがここ。これが兎岳から百間洞への縦走路にある。

そんな小屋がゴミで溢れていた。ショックというか、呆れたというか、ただ疑問。。なぜこんな事ができる⁈

しかも外で焚き火でゴミを燃やした跡。半分黒焦げの缶やアルミなんかたくさん放置されている。

あー可哀想な小屋。雑誌やテレビなんかでは、華やかな登山の場面ばかり載ってるけど、今の登山者はどうなってるのでしょう。

夏山一般登山道は久しぶりに来たので、愕然。

来月に掃除道具を担ぎ上げて、ゴミを捨てられないように一掃しにいこうと思います。

夜はお決まりのジンギスカン。

飯田では焼肉といえばマトン!遠山郷で登山といえばジンギスカン!南信濃では鈴木屋!上村では清水屋!てな感じです。

今回は上村の下栗の里の方との山行だったので、初めて清水屋のジンギスカンをいただきました。

2日目

雨とガスからわずかな時間の晴れ間。

兎岳直下 光岳〜池口岳の展望

今回の目的は、古くなった鹿柵の撤去作業の下見です。一瞬の晴れ間を狙い、来月のヘリ使用のための計測やら作業を行いました。

兎岳直下では雄雷鳥がグエグエと何か話してました。雷鳥の南限は光岳辺りですが、とりあえずこちらで見られてほっとしました。あのゴミを漁りに天敵の小動物やらが寄ってこないか心配です。

聖岳が顔を出す。

下山は同ルートを下降。笠松山を登頂して下山。

お疲れ様でした。

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帰りにかぐらの湯に入り、その後、腹が減ったので、例の清水屋にジンギスカンを食べに行きました!

上村の風情ある町並み

焼肉 清水屋

ここの親父さんは気分屋でジンギスカンやタレを売ってくれる日とそうじゃない日があるそうで。この日はおばあちゃんの方が店番をしており、本当は食堂を開けてはだめと言われてたそうですが、3人ならと開けてくれました。

山で食べたパックのジンギスカンも美味かったけど、幻のタレをつけるせいもあってか、お店でいただく方がとてもとても美味かった!しかもお腹いっぱいになって1人1200円。

ご馳走様でした。

幻のタレは肉を買ってくれた人なら、売ってあげるとのこと。

「かぐらの湯」 http://tohyamago.com/osusume/kaguranoyu/

「清水屋」 http://blog.nagano-ken.jp/gibier/restaurant/131.html

 

2017.07.12 尾高山 学校登山

南アルプスしらびそ峠から学校登山引率してきました。

尾高山は遠山の民にとってはウォーキングらしいです。下栗の里などや山奥に住んでいる人にとっては毎日が登山のようなもの。来年の登山に向けて頑張りましょうと校長先生からのご挨拶。

先日の東京の学校一学年250人に比べ、今回は田舎の学校一学年10数人。


ジブリみたい。苔が綺麗。ねえ見てこの木の根っこ。面白い木の形を見ては声を上げたり、写真をパチパチ。

銀竜草が生えていたので、ゆうれい草、光合成しないことなど教えるとみんな興味深々。


疲れては自分で木を拾い杖にする姿は、田舎の日常では当たり前なのかも。


同じ年齢の都会と田舎の子どもの感性や考え方の違いを目の当たりにした山行でした。